現在ニューヨーク・チェルシーNoho M55 Galleryで開催中の「WABI-SABI」展に出品しています。
大変ありがたいことに、私が愛用している豊橋筆と私の作品をプレスリリースに取り上げていただきました。
P14 P15に掲載されていますので、ぜひご覧ください。
【 ★Press Release 】
↓クリックしてください
PR final(日本語)
PR final(英語)
実は、この作品は6年ぶりの新作です!
タイトルは「PO ぽ」です。

2020年から6年ほど長期のスランプに陥っており、新作が全く作れない状態でおりました。
原因は2020年のコロナ禍で、得体の知れないウィルスへの恐怖に怯えていたことと、仕事が激減したこと。
自己肯定感が下がり、自信を失っていました。
2020年に地元の有形文化財が開館5周年を迎え、企画展が決まっていました。
その有形文化財は広大な会場。
精神的に弱っていた自分を無理に奮い立たせて創作したことで、燃え尽き症候群に。
ただ、そんな中でもお客様からのオーダー作品は作れていたのが救いでした。
お客様にインタビューをして、その文字や言葉を選んだ理由を伺っていると、さまざまなひらめきやイメージが湧いてくるのです。
2025年頃から、なんとなく復活の兆しを感じ、様々な素材を用いながら試行錯誤していたものの、なかなか作品として形にならず。
「私は何が表現したいの?」という課題と向き合う時間でした。
そして、5/5にJCAT( Japanese Contemporary Artists Team)代表である、いたみありささんのARTIST NOTE というワークショップに参加し、誘導瞑想してくださったことで突破口が開き、翌日の5/6に6年ぶりに新作ができました!
それが本当に嬉しくて有難くて…。
本来創作は新月から満月の2週間に行なっていました。
それは東日本大震災での経験(といっても報道で見ていたレベル)で、やはり作品が書けなくなった時に気がついた自然の法則だったのですが。
5/6は月が欠けていく時期で、それが少し引っかかっていましたが、欠けていく時期は「浄化」「再生」「本音に戻る」という意味があるそうなので、
まさに今の私を象徴しているような気がしています。
「ぽ」はただの音で意味を持ちません。
でも、その文字を書くことに意味を見出しました。
人を好きになる時の音・照れて恥ずかしがる音・心にそっと灯火が灯る音。
稲妻・心・矢が突き抜ける・不完全・龍・らせん
そんなイメージが組み込まれています。
私の中ではとれも動きがある文字のイメージなのに、
「ほ」の原型は「保」で対照的にとても静かで冷静です。
日本独自の文字 ”ひらがな” を題材にした初めての作品でした。