バイオグラフィー Biography

鈴木愛は小さな頃から空想が大好きで、美しい空・花・鳥・小さな虫を見て様々なイメージを膨らませ簡単なお話を作って遊んだり、眠っている時に見た不思議な夢の世界を思い出しては楽しんでいた。

それは大人になった今も変わらず、頭の中でイメージした形のないもの・目には見えない思いを表現するために、筆文字での創作活動を行っている。

3300年前に生まれた漢字は、ものの形を線で表し出来たものだった。しかし時を経て漢字の形は変わってしまい、現在使われている漢字は元々何を表したものなのかほとんど分からない。しかも手書きの文字が減りフォントが主流の今、文字はただ情報を伝えるための道具であり、そこから何かを感じることはない。

そのような現代の漢字を絵のように表現することで文字に再び生命が宿り、世界中の人々が『感じる漢字』に生まれ変わるのではないか。

2003年にデザイン書道作家として活動を始め、初仕事となったのは日本酒酒造会社の店舗ロゴ。その店舗に併設されていたギャラリーでの個展開催が決まり、2004年に初めてアート作品の創作を始める。

自然が見せる美しさや心に響く音楽、アスリートが躍動する姿などから受けるすべての感動を原動力に作品を生み出している。

お客様からご依頼で作成する作品は別として、個展で発表するアート作品は鈴木愛が幸せを感じる為に描くものである。しかし結果的にその作品が誰かの心に響き、その方の傍で笑顔・元気・癒しを届けることが出来るならこれ以上の幸せはないと考えている。

デザイン書道は日本の新しい文化である。伝統的な書道と道具はほとんど一緒だが、決まりごとが全くなく自由に表現できることが特徴である。
道具となる豊橋筆(馬・山羊・いたち・たぬきなどの毛)・墨(すすと膠)・硯(岩)・紙(植物)は全て自然の恵みで出来ており人間がコントロール出来る素材ではない為、自らが自然のリズムに合わせ作品を仕上げることを大切にしている。

アート作品を仕上げる期間は新月から満月の2週間。文字に生命や思いが宿ることを信じ、心と体の状態がベストな日にのみ作品を完成させている。