五縁米
五縁米 (ごえんまい)
愛知県田原市 長神様が育てている『五縁米』
いつも美味しくいただいています
光栄なことに、命名と筆文字ロゴの両方をご依頼いただきましたありがとうございます!
★命名の理由(長文です)↓
『五縁米』の生産者・長神家の水田は、優しい山々に囲まれた愛知県田原市大久保地区にあります。コウノトリが飛来する縁起の良い土地で、更にはスッポンなども遊びに来る自然豊かな場所です。
中央構造線近くに位置するこの土壌にはミネラルが豊富に含まれているそうです。
五縁米は文字通り『ご縁』を結ぶお米。
自然の恵みとのご縁、そして大切な方とのご縁を結びます。
「五」には、さまざまな思いが込められています。
一つ目は、「五感」「五味」「五体」を満足させるお米であること。
三つ目は、陰陽五行説の「五」。
陰陽五行説は自然界のあらゆるものが「陰」と「陽」から成り立つと考え、自然の変化や関係性を5つの要素に分類する理論です。
自然界の万物を構成する「木」「火」「土」「金」「水」の5元素は、一定の法則で互いに影響を与え合いながら変化し循環しているという考えです。
ちなみに漢数字の「五」は、【上下2つの横画が天と地を表し、その間をつなぐ線は天地に作用する5元素(木・火・土・金・水)を表している。】と言われているそうです。
※諸説あります
お米をいただくこと=自然の恵みをいただくこと。
自然豊かな土地で愛情たっぷりに育まれた『五縁米』をいただくことで、皆さまの元にたくさんのご縁と愛が届きますように…。
★筆文字に込めた思い
「ご縁を強く結ぶ」の意味から特に「糸」を主役にしたいと考え、太くダイナミックな動きにしました。
外へ螺旋状に広がっていくかのように見える形状は、さらにご縁が広がっていくことに願いを込めています
中央から円を描きながら五の方向へ繋がる線は、稲穂を表しています。
今の状態は若い稲穂かもしれませんが、実りの秋を迎え頭を垂れた頃には円(縁)になるのでしょう。
糸の最終画はお米の形。
そして右側の「彖」は、コウノトリが羽ばたく様子を線の動きで表しました。
『五』と『米』は筆文字を引き立たせる為、フォントを作成しました。
初挑戦でしたが、採用されて嬉しいです!
ご依頼くださりありがとうございました
↑名刺デザイン